エンタメを探す僕らは

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【映画〈外国〉】ラルジャン

私は映画を見るときに「芸術」だとか「文化」だとかと意識したことがない。それを表現するときに「評論」ではない、あるのは「感想」だけだ。


私がこの映画を見るのは二度目である。一度目は高校三年生のとき、二度目は社会人となった現在である。


不思議だ。見た感覚が、得た感想が、その二回においてほぼ変わらないのである。たいていの映画は感受性豊かな思春期の感想と現在とではある程度の違いが生じる。


凡人である私にも分かる。このブレッソンの遺作は時間を超越している。時代による影響を受けず毅然として存在している。いわゆる「絶対」の体を成し、世界に在る。時空を超えている。素晴らしい。


また、暫くして、この映画を見よう。

ブレッソンは私を裏切らない。

ぜひ「永遠」を目の当たりにしよう。